「診療情報」は、病院の中で行われるすべての医療行為や患者さんご家族との対話の記録など、個人情報を含む幅広い情報を含みます。「診療情報管理」とはあまり聞き慣れない言葉だと思いますが、「診療情報」を安全に管理し、有効に活用し、適切に提供する業務のことを指します。具体的には、ある医療行為のデータを集めてその結果を分析しその医療行為の改善につなげたり、患者さんやご家族が求める情報をカルテ開示という方法で提供したりする業務です。
診療情報管理室は、「診療情報」の管理?活用?提供を通して、博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@病院の理念である『患者中心の医療』?『共に創り出す医療』の実現を目指しています。さらに大学病院の診療情報管理室として、優れた診療情報管理士を育成することも目標において活動しています。
診療情報管理室長 佐々木 治一郎
患者さんへ、より安全で質の高い医療が提供できるように、情報管理の専門部門として、院内各部門と連携しながら様々な医療活動を支援しています。このため、診療情報の管理と活用を考究し続けて、それを適正に実践していくことに努めています。また、診療情報が厳正に保護されるべき個人情報であることを十分に踏まえながら、医療連携やチーム医療における情報共有の促進を図るとともに、医学?医療の発展にも貢献したいと考えております。
診療情報管理室 課長補佐 菊地 弘美
医師、診療情報管理士 計16名
診療情報管理委員会事務局、クリニカルパス委員会事務局
情報分析課は、診療情報を医療の質向上や医療安全の推進、経営の安定化などの活動のために役立てるべく、データの精度向上とその適正な利活用を進めています。また、各診療科?各部門と協働して、クリニカルパスを推進しています。
記録管理課は、医療の検証と評価の観点による記録の点検と、電子カルテの効果的?効率的な運用の促進にも取り組んでいます。また、安心で安全な医療の提供に貢献するために、説明文書の整備を進めつつ、診療系の各門と協働により診療録のオーディットを実施しています。
院内がん登録課は、集学的がん診療センターがん登録室を兼ねています。院内がん登録の推進を図るとともに、診療科や自治体と協力してそのデータを有効利用し、当院および地域のがん診療の発展に役立てています。
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