救命救急?災害医療センターは、生命に危機を及ぼす疾患、重症外傷、重症熱傷、中毒などの重篤な患者さんの診療を責務とする第三次救急医療機関です。このため、二次救急医療機関からの紹介や救急隊の判断により重症?重篤と判断された患者さんを受け入れており、普通の初診患者さんの外来診療は行っておりません。当センターが目指すのは、地域の先生方との深い連携のもと救急医療の最後の砦の役割を担うことです。よろしくお願いいたします。
多発外傷、重症外傷、重症熱傷、電撃症、薬物中毒、切断指、 溺水、窒息、縊首など。
クモ膜下出血、脳出血、急性心筋梗塞、急性大動脈解離、肺血栓塞栓症、急性腹症、消化管出血、敗血症、多臓器不全、重症肺炎、重症急性膵炎など。
24時間、365日、すべての重症?重篤な患者さんを受け入れるために、12名の救急医と9名の各診療科派遣の専門医(循環器内科、整形外科、形成外科、脳神経外科、小児科)、救急医を目指す3名の専攻医と10名前後のローテーターの研修医がセンター内に常勤しています。また、救急疾患に対する各診療科のバックアップ体制も整備されていて、最新の適切な救急医療を提供しています。
また、原則、平日日中のみですが、ドクターカーを運行しています。救急医療では、早期の治療介入により予後改善が期待されますので、要請を受けたらおおむね2分以内にドクターカーが出動できるように体制を整えています。さらに、多数傷病者発生事例や災害でもドクターカーは現場に出動しています。
緊急手術、心臓カテーテル治療、脳血管内治療、経カテーテル動脈塞栓術などは、院内の各診療科?各部門との連携のもと24時間365日可能です。さらに、集中治療、人工呼吸管理、血液浄化療法、低体温療法、PCPS(経皮的心肺補助法)、呼吸不全に対するECMO(体外式膜型人工肺)などは救急医、集中治療医が常時行っています。
救命救急センターの役割、対象疾患は、厚生労働省などの定義付けでは、重症で多科にわたる診療が必要な症例。単科では対応困難な症例とされています。
症例検討会 | 水曜日 13時00分~ |
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Mortality conferenceならびに抄読会 | 金曜日 13時00分~ |
NST(栄養サポートチーム)カンファレンス | 火曜日 13時30分~ |
感染症カンファレンス | 水曜日 10時00分~ |
当センターは地域の重症患者さんの受け入れに全力をあげて取り組んでおります。そのためには初期、2次救急医療体制の充実がなくては重症患者さんの病床確保は困難となります。また、救命救急センターでは急性期後の患者さんの転院に難渋しており、在院日数の延長や、重症患者さんの受け入れに支障を来しております。積極的なご協力とご理解をお願いする次第です。
ご依頼は直通ホットライン回線(番号は非公開)の電話でお願いいたします。救急医が直接電話にでますので、医師からのお電話をお願いいたします。病態、年齢、性別、氏名などご連絡ください。なお、簡単な紹介状を付けていただけますと幸いです。
重症患者さんのご紹介は原則として医師より3次救急ホットラインでご連絡下さい。
直ちに生命に関わらないと判断され、専門科領域の医師の診療が必要と判断される患者さんのご依頼は3次救急ホットラインではなく、各診療科時間内であれば当該科受付へ、時間外は表記の救急センター部外来受け付け電話でのお問い合わせをお願い致します。
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