手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」をご存知でしょうか?アメリカのIntuitive Surgical(インテュイティブサージカル)社が開発した手術支援用のロボットです。
ロボットと言っても、ダヴィンチが勝手に動いて手術をするのではありません。医師が、「サージョンコンソール」と呼ばれる操作ブースに座って操作し、手術を行います。つまりダヴィンチは道具であり、実際に手術を行うのは医師です。
ダヴィンチを使うメリットとして、内視鏡手術と同様に比較的小さな創で手術を行うことができます。また、高い技術を要した縫合や切除などがより確実にできるようになり、術者の負担も軽減することが可能となります。つまり患者さんにとっても術者にとっても負担が少ない低侵襲な手術(患者さんの体への負担ができるだけ少ない手術)が可能となっています。
また、2018年12月からは、次世代型ダヴィンチ「da Vinci Xi」を導入しました。従来の「da Vinci Si」と比べて、アーム(医師が操作して動かす部分、先端が患者さんの患部に挿入される)同士の干渉が少なくなりました。またアームの可動距離が長くなったため、いままでより手術がやりやすくなるといわれています。
専用の手術台もセットなので、手術時の患者さんへのドッキング作業や術中の体位変換などもコンピュータが自動でおこなうことができます。これにより手術時間の短縮など、より患者さんへの負担が少なくなると期待できます。
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※手術の適応、費用については、各診療科へご相談をお願いいたします。
ダヴィンチのセッティングの仕方
ダヴィンチでの縫合の様子
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