社会人長期履修学生制度

目的と申請

目的

  感染制御科学府博士後期(博士)課程では、大学、病院、研究機関、企業等に在職したまま、入学又は在学する社会人を対象とした、標準修業年限3年間分の学費納付をもって、最長5年間まで在学できる長期履修学生制度を導入しています。
  本制度の目的は、現行制度では標準修業年限の3年で課程を修了できず、修学継続を希望した場合は、延長した年数分の学費納付が在学必須要件となるため、その経済的負担の軽減化と、より計画的?体系的な学位取得を可能とするため、教育?研究活動の年限の継続を図ることを目的としています。

制度適用希望申請時期

申請は、2段階の申請とします。

  1. 入学時申請
      入学試験合格者に対して、入学手続時に本制度の申請書提出により、意思確認並びに適用申請を受けます。
  2. 最終学年を迎える前年度申請
      入学後の本人の修学状況により、学府教授会が認めた場合、入学時における適用申請の他、在学中1回に限り、最終学年を迎える前年度1月末までに、制度の適用、期間の延長、期間の短縮、制度適用の取り下げ申請を行うことができます。

標準修業年限と在学年限

  申請後、本制度の適用を受けた学生の標準修業年限は、4年又は5年です。
  ただし、在学年限は、大学院学則第5条に?標準修業年限の2倍を超えることができない?と規定されていますが、在学年限は一般学生と同様6年間を限度とします。

入学金?学費

入学金?学費(授業料?施設設備費)

 【1.入学時に適用申請した場合】

  1. 入学金20万円は、入学時に一括納入します。
  2. 学費(授業料並びに施設設備費)は、年額75万円、3年分225万円を基準として、申請した修業年数(4年又は5年)に応じて、各年度均等に分割して納付します。
    ただし、1万円未満の端数がある場合は、最終年度に調整し納付します。
       4年申請者納付額 : 560,000円/年 (最終年度570,000円)
       5年申請者納付額 : 450,000円/年
  3. 上記(2)に拘わらず、申請した履修期間内に期間短縮変更(適用取り下げ含む)及び退学(満期退学含む)があった場合、授業料3年分225万円を基準として、不足する学費については調整のうえ追加納付することになります。
  4. 長期履修学生制度の適用を受けて入学した者及び年度途中で適用を受けた者が、申請した修業年数(4年又は5年)の期間内に学業を修了できず、更に追加履修(修了延期)を申し出た場合、申請期間以降の在学期間中は、正規の学費(年額75万円)を納付します。

学費納入シミュレート表

年次 正規(3年間) 4年間履修 5年間履修
入学金(共通) 200,000 円 200,000 円 200,000 円
入学年度 750,000 円 560,000 円 450,000 円
2年次 750,000 円 560,000 円 450,000 円
3年次 750,000 円 560,000 円 450,000 円
4年次 570,000 円 450,000 円
5年次 450,000 円
学費合計 2,250,000 円 2,250,000 円 2,250,000 円
学費+入学金 2,450,000 円 2,450,000 円 2,450,000 円

 【2.正規で入学し在学中に適用申請した場合】

  • 授業料3年分225万円から、既に納付した年度学費を差し引いた残りの金額を、申請した長期履修制度申請以降の残り標準修業年数で除した金額を、年間学費として納付します。

注意

  申請した履修期間内に期間短縮変更(適用取り下げ含む)及び退学(満期退学含む)申請があった場合、授業料3年分225万円を基準として、不足する学費については調整のうえ追加納付することになりますが、学費の納付が無い場合は退学扱いとはならず、大学院学則に則り、授業料未納による除籍扱いとなりますのでご注意下さい。