研究
Research

共同研究
Joint Reserch

本学部では学生の教育研究目的で、国内外のさまざまな研究機関と学術協定を締結し活発な活動を行っています。

国内共同プロジェクト

高CO2時代に対応したサンゴ礁保全に資するローカルな環境負荷の閾値設定に向けた技術開発と適応策の提案

国立研究開発法人産業技術総合研究所
国立大学法人琉球大学農学部?理学部
国立研究開発法人国立環境研究所
環境省環境研究総合推進費環境問題対応型研究
ツノダシ群れ

深海生物の長期飼育技術の開発

新江ノ島水族館と博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@海洋生命科学部は「水圏生物の種の保存に配慮した飼育管理や繁殖技術開発」などに関する学術交流協定を結んでいます。身近な川や湖沼にいるから深海生物に至るまで、地球上には様々な生物たちが生息しています。その中でも、深海生物は食用としても、水族館の展示にも注目されています。しかし、深海生物については、まだまだ分からないことばかりで、資源を枯渇させてしまう可能性もあります。そのため、深海生物を保全してゆく必要があります。標本を使う研究でも分かることは沢山ありますが、活きた状態で観察するとさらに多くのことを知ることが出来ます。深海生物の長期飼育技術を確立することで、深海生物を守りながら、それらを活用する術を探していきます。
深海生物の長期飼育技術の開発1
深海生物の長期飼育技術の開発2

国際科学振興財団との共同研究「シーラカンスプロジェクト」<2021年3月終了>

シーラカンスのゲノム解析は国際科学振興財団の岡田博士を中心として精力的に行われました。その結果、肺と浮袋では、肺の方が起源が古く、条鰭類の共通祖先で肺が浮袋になったと考えられました。さらにはシーラカンスは空中の臭いを嗅ぐ事の出来る遺伝子をもつことも明らかになり、シーラカンスが定位して、頭を水面に出し空気を吸うことが出来たのだと考えられています。これが出来るのは、私たちの腕と同じようにシーラカンスの肉鰭に骨があるからです。
本研究では、国際科学振興財団が所有する、今後は絶対に入手できない世界的にも貴重なシーラカンスの標本を用いて、水中から陸上への進化の過程を最新の技術により明らかにしていきます。
シーラカンス

共同研究連携機関

神奈川県水産技術センター(連携協力協定)
国立研究開発法人水産研究?教育機構(連携大学院含む)
JAMSTEC海洋研究開発機構(連携大学院含む)
新江ノ島水族館(連携協力協定)

国際共同プロジェクト

タイ王国ブラパ大学海洋科学研究所との学術交流協定

海洋生命科学部はタイ王国のブラパ大学海洋科学研究所と学術交流協定を締結しています。ブラパ大学海洋科学研究所は水族館も併設し、タイにおける海洋科学の中心的役割を果たしています。この学術交流協定は、研究者同士の交流による共同研究はもちろんですが、学生同士の交流も視野に入れたものです。現在はクラゲ類をはじめとする刺胞動物類の研究を主に行っています。
タイ
ブラパ

クラゲ類をはじめとする刺胞動物類の研究

タイ王国ブラパ大学海洋科学研究所
Burapha University Institute of Marine Science

海洋メタゲノム解析に基づく海洋生態系のモニタリング<2021年6月終了>

サウジアラビア
King Abdullah University of Science and Technology (KAUST)

国際水圏メタゲノムシンポジウム2019を開催<2019年11月開催>

近年、メタゲノム解析を含むゲノムサイエンスの成果により、これらの研究が飛躍的に進展しています。博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@海洋生命科学部とアブドラ国王科学技術大学(King Abdullah University of Science and Technology, KAUST)の6年間に及ぶ海洋メタゲノム共同研究プロジェクトや水産研究?教育機構で得られた成果を、水圏メタゲノム研究の最新の知見と合わせ、共同シンポジウムを開催しました。本シンポジウムでは、イントロンの発見で1993年にノーベル生理学?医学賞を受賞されたリチャード J ロバーツ博士をお招きしご講演頂きました。