実践?教育基盤看護学
専攻分野の紹介
実践?教育基盤看護学では、日々の臨床実践を見つめなおし、院生個々人が経験してきたケアやその意味を共有しあう中で、よりよい看護ケアに必要な看護の本質について理解を深めていきます。また、看護実践や看護教育の基盤となっている考え方を理解するプロセスを通じて科学的根拠を探究し、それらを踏まえた新たな方法を開発することを目指しています。
構成メンバー
氏名 |
小山 友里江 ※ |
職位 |
教授 |
専門分野
修士課程
博士後期課程 |
実践?教育基盤看護学 基盤開発看護学 |
指導可能コース
修士課程 博士後期課程 |
看護学研究コース 研究者コース/高度実践看護学(DNP)コース |
研究テーマ | 運動機能障害のある患者のQOL測定、障害の受容、手術療法の効果を量的に検討しています |
教員情報 |
氏名
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松谷 伸二 |
職位
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教授 |
専門分野
修士課程
博士後期課程
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実践?教育基盤看護学 基盤開発看護学 |
指導可能コース
修士課程 博士後期課程 |
看護学研究コース 研究者コース |
研究テーマ | 看護介入の効果?影響を、おもに生理学的なアプローチによって明らかにする
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教員情報
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氏名 |
中山 栄純 |
職位 |
准教授 |
専門分野
修士課程
博士後期課程 |
実践?教育基盤看護学 ー |
指導可能コース
修士課程 博士後期課程 |
看護学研究コース ー |
研究テーマ | 看護技術の科学的根拠
看護教育の科学的根拠 熟練看護師の臨床判断 |
教員情報 |
※:新潟キャンパス 健康科学部所属
大学院生の声
私はこれまで消化器外科病棟で勤務し、看護実践をする中で、根拠に基づいた看護を提供することがより質の高い医療へ繋がると思い日々取り組んでいました。看護が「看護」として位置づけられてから約150年経った今でも根拠が明らかになっていないケアもあるのだと実感し、日々の看護実践をより質の高いケアにするためにも研究手法を用いたアプローチが必要だと考え大学院に進学しました。

勤務を継続しながらの3年間でしたが、専攻した基礎看護学の論文コースでは貴重な学びを数多く得られました。研究の基礎的な理解から始まり、日本だけでなく海外で取り組まれている看護実践?論文にも目を向けられるようになり、修了するにあたっては多くの患者様のご協力と中山先生のご指導のもと前向き研究をまとめることが出来ました。修士課程を経た今では手術室勤務となり、医療の根幹に触れることでより広い視点で患者を看ることができるようになりました。そして、研究活動を通して培った分析的思考や、確実な評価をするための論理的思考は看護実践を豊かにしてくれる貴重な財産になったと実感しています。
(基礎看護学専攻修了 粂川 広平)
(基礎看護学専攻修了 粂川 広平)
過去の指導論文
修士課程
- 外来セルフケア支援場面における熟練外来看護師のコミュニケーション
- 患者観察時における中堅看護師の視覚情報からつながる臨床判断の特徴-看護実践能力の違いに焦点を当てて-
- 高齢大腸癌患者の術後離床における活動量と下肢筋力との関連