薬学科の就職サポート

将来像を明確にする企業研究や職種別指導も実施

比較的好調な就職環境に流されず、自分のやりたい仕事を探せるように指導

薬剤師国家資格を生かした就職は好調ですが、一人ひとりが希望するキャリアにマッチした就職先選びを目指して、情報収集に役立つサポートを行います。

また5、6年次は病院?薬局実習、国家試験対策、卒業論文準備が重なるため、就職サポートは効率的に進めています。就職ガイダンスや企業インターンシップ準備、筆記?面接対策などは3、4年次からスタートし、5、5年次には病院志望者向け、公務員志望者向けなど具体的な職種に絞った講座を開催します。

就職ガイダンスの流れ

薬学科の様々なサポート制度

企業キャリア教育

卒業生を招いて行う「企業キャリア教育」は、様々な企業や医療機関に就職した先輩たちの話を聞ける貴重な機会。現在の勤め先を選んだ動機、入社?入職後の仕事内容、自分のキャリアアップ方法など、先輩だからこそ語れるリアルな体験談が好評で、在校生の参加者は毎年増えています。そうした期待に応えて、2017年度の企業キャリア教育は異なる企業?医療機関を招くため、参加すると多くの発見があるはず。こうした情報を参考に、自分が希望する働き方を具体的にイメージすることで、企業選びに役立てていきます。

職種別就職対策講座

病院薬剤師志望者向け講座

薬学科の就職先として、常に人気がある病院薬剤師。企業に比べて募集開始時期がやや遅い傾向にあるなど、一般的な就職活動とは異なる対応も必要になります。そうした独自スケジュールの把握から面接対策までカバーする病院希望者向けの就職対策講座を開設しています。

麻薬取締官(職業)ガイダンス

違法な麻薬の流通と犯罪を取り締まる麻薬取締官は厚生労働省に所属する国家公務員で、薬物の専門知識を持つ薬学科の特性が生かせる職種。この仕事内容を詳しく知ってもらう目的で、麻薬取締官として活躍する卒業生を招いた職業ガイダンスを開催しています。

個別対応指導の強化

就職活動の全体的なスケジュールは全員参加のガイダンスなどで把握できますが、ここ数年は企業側の採用スケジュールが目まぐるしく変わり、また学生が希望する就職先も多様化するなど、よりきめ細やかな指導も必要になっています。

そこで、一人ひとりに対応するキャリアカウンセリングに加え、少人数の就職対策講座も定期的に開催します。少人数講座は時期や個別ニーズに対応したテーマを用意し、変化する採用スケジュールの中で「このタイミングではこれを行う」といった活動の流れの目安になるよう構成される予定です。