学祖 北里柴三郎

北里柴三郎博士の
「実学の精神」を
受け継ぎ、
広く社会に貢献する
研究者?薬剤師を育てます。

北里柴三郎博士が門下生に向けた言葉、「開拓」「報恩」「叡智と実践」「不撓不屈」を大学の建学の精神とし、学んだ知識と技術を実践の場に活かし、社会に貢献することを薬学部の教育の根本においています。

開拓(かいたく)
ことを処してパイオニアたれ
報恩(ほうおん)
人に交わって恩を思え
叡智(えいち)と
実践(じっせん)
そして叡智をもって実学の人として
不撓不屈(ふとうふくつ)
不撓不屈の精神を貫け

実学の精神をもとに
社会に貢献した
北里柴三郎博士と
その門下生の業績の一部

[北里博士の活躍]

1889-1890

破傷風菌の純粋培養に成功。血清療法を確立する

1892

私立伝染病研究所を設立し、所長となる

1893

日本初の結核専門病院「土筆ヶ岡養生園」を開設

1894

ペストの原因調査のため香港に派遣され、ペスト菌を発見

1914

国立伝染病研究所の所長を辞任して北里研究所を設立

[門下生たちの活躍]

自らの活躍にとどまらず、数多くの研究者を育て研究を支援した。

1897

志賀潔が赤痢菌を発見する

1899

野口英世が横浜港でペスト患者を見つけ、
病気の日本上陸を防ぐ

1901-1916

梅野信吉が純牛痘苗の創製、
犬体用狂犬病予防液の創製を行う

1909

北島多一がハブ蛇毒の血清療法を開発

1910

秦佐八郎が梅毒の特効薬「サルバルサン」を創製