研修リポート News
新人看護職員フォローアップ1月研修
新人看護職員フォローアップ1月研修を実施しました。
研修の内容
- 講義?演習
「患者(成人?小児)急変時対応における救命救急処置(BLS)」
講師:救急看護認定看護師/小児救急看護認定看護師 - グループワーク
「事例を通して看護倫理について考え表現しよう」 - 演習「チームワークの体験」
講義「メンバーシップとは」
グループワーク「私のこれまでのメンバーシップとこれからのメンバーシップ」
講師:看護研修?教育センター/新人教育担当者 - 講義
「気管切開患者の看護」
「CVC?PICCの安全なヘパリン生食ロックについて」
講師:看護研修?教育センター/新人教育担当者
講義?演習:患者(成人?小児)急変時対応における救命救急処置(BLS)

成人と小児のレサシアン(心肺蘇生用の人形)やAEDを用いて、患者急変時のBLS(救命救急処置)を練習しました。BLSの際に必要な物品について確認し、迅速な行動が行えるよう正しい方法?注意点を学びました。
グループワーク:事例を通して看護倫理について考え表現しよう

数名のグループに分かれて、新人看護職員が日常の看護のなかで感じたジレンマをあげ、それらの問題について倫理的な観点で話し合いました。メンバーとの話し合いから共感を得て、新たな視点を発見しました。
講義?演習?グループワーク:チームワークとメンバーシップ

チームワーク、メンバーシップを体験するため、演習ではフラフープを用いたゲームを行いました。7~8名のメンバーで一つのフラフープを持ち上げ、指を離さずに床に下ろしていく動作は、グループ全員がタイミングを合わせないと成功しません。ゲームでは短時間でメンバーシップを高める難しさ、言葉をかけあう重要性を実感し、チームワークの大切さを学びました。
グループワークでは、これまでの自分自身のメンバーシップを振り返り、今後チーム内でどのようにメンバーシップを発揮していけばよいかを話し合いました。
講義:気管切開患者の看護/CVC?PICCの安全なヘパリン生食ロックについて

「気管切開患者の看護」では、気管切開の特徴や種類、物品の正しい取り扱い方、気管切開患者の看護を、「CVC?PICCの安全なヘパリン生食ロックについて」では、薬品についての知識や日常の看護でも頻繁に使用されるCVC?PICCについて、適正使用基準のもと正しい使用方法を学習しました。
研修の感想
- BLS手技について丁寧な指導がありとても分かりやすかった。いつでも対応できるように復習して身に付けることが大切だと実感した。
- BLSシミュレーションは、急変患者を発見した想定だったのでイメージしやすかった。
- ジレンマのグループワークは、同じようにジレンマを感じていることを共感でき新たな気づきもあった。
- ジレンマは積極的に言葉に出していく事が大切だと実感した。
- 1年最後の研修でメンバーシップについて考え、2年目に向けさらに成長するために何をするべきか気づくことができた。
- 1年間のメンバーシップを振り返ったことで、自分自身の成長を実感できて嬉しかった。
- 気管切開患者やCVC?PICCの患者が多い部署なのでとても学びになった。
2018.02.23