スペシャリスト News
がん化学療法看護セミナー
2016年夏に4回シリーズで「がん化学療法看護セミナー」を開催し看護師146名の参加がありました。
がん化学療法認定看護師(以下、がん化学療法CN)4名とがん看護専門看護師1名により企画?運営を行ったセミナーの様子を報告します。
セミナーの大目標は「患者が安全に安心してがん化学療法を受けられる」です。
セミナーの概要
目的
看護師が化学療法の専門知識を向上することができ、患者にもたらされるあらゆる事象、副作用などに対する専門的アセスメント力を向上させる。
プログラム
第1回 | 抗悪性腫瘍剤の取り扱い |
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第2回 | がん化学療法レジメンの見方を学ぶ |
第3回 | 投与管理を学ぶ 投与準備~終了+急性期副作用対策 |
第4回 | 副作用症状の理解を深める+セルフケア支援 |
第1回
抗悪性腫瘍薬曝露対策 講義?対策の実際
がん化学療法CNによるデモンストレーション
第2回
がん化学療法レジメンに沿い指示だしと指示受けの正確な実践
医師役のがん化学療法CNが指示書で指示出しを再現し、参加者が指示受けを体験
第3回
投与管理を安全に行う
基本的知識と投与中から投与直後に生じる急性期副作用対策に関する講義
第4回
「がん化学療法副作用対策のじっくり解説-3つのテーマ」(参加者からの事前リクエストに応じて!)
- テーマ1 悪心、嘔吐、食欲不振、味覚障害について
- テーマ2 末梢神経障害について
- テーマ3 皮膚障害について
参加者の感想
- デモンストレーションによりイメージはついた。実践に活かすことができると感じた。
- 指示書は実際の投与をイメージしながらチェックするのが良いと感じた。
- 医師や薬剤師に疑義照会行う必要性を再確認できた。
- 患者さん一人ひとりの生活背景に応じた支援を、患者さんと共に考えることが必要であると学べた。
2016.10.18