経口的咽喉頭切除術(TOVS, ELPS, TLM)、喉頭部分切除?喉頭亜全摘術(SCL-CHEP)をはじめとした頭頸部がんに対する低侵襲手術、ロボット支援下咽喉頭癌手術(TORS)、アルミノックス治療(光免疫治療)、各種薬物療法を行っています。また人工内耳埋込術、内視鏡下耳科手術、補聴器フィッティング、ナビゲーション下鼻副鼻腔手術、喉頭微細手術、音声?嚥下障害に対する保存的治療および手術治療、好酸球性副鼻腔炎に対する分子標的薬治療、アレルギー性鼻炎に対する手術および舌下免疫療法や分子標的治療など、耳鼻咽喉科?頭頸部外科の各領域に専門家を配置し、豊富な選択肢を用意し納得の行く治療を提供しています。
頭頸部癌全般、唾液腺腫瘍、甲状腺腫瘍、頸部良性腫瘍、感音難聴、突発性難聴、小児難聴、声帯ポリープ、声帯結節、ポリープ様声帯、音声障害全般、嚥下障害、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻副鼻腔腫瘍、アデノイド増殖症、習慣性扁桃炎、扁桃病巣感染症、顔面神経麻痺など耳鼻咽喉科?頭頸部外科疾患全般の診療を行っております。
など幅広い疾患に対して標準治療はもちろん豊富な選択肢を用意し納得の行く治療を提供しています。
などの治療が可能です。
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
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耳科手術:鼓室形成術、人工内耳埋込術など (うち悪性腫瘍) |
277 (1) |
163 (4) |
168 (3) |
鼻副鼻腔手術:内視鏡下鼻副鼻腔手術、鼻副鼻腔腫瘍手術など (うち悪性腫瘍) |
410 (5) |
281 (5) |
287 (7) |
口腔?咽頭手術:口蓋扁桃摘出術、口腔咽頭腫瘍手術など (うち悪性腫瘍) |
392 (76) |
345 (92) |
303 (100) |
喉頭?気管?食道手術:喉頭微細手術、喉頭腫瘍手術など (うち悪性腫瘍) |
200 (10) |
204 (15) |
163 (12) |
頸部手術:頸部郭清術、甲状腺?唾液腺腫瘍手術など (うち悪性腫瘍) |
306 (95) |
316 (99) |
272 (83) |
計 (うち悪性腫瘍) |
1,585 (187) |
1,309 (215) |
1,193 (205) |
これまで相模原市や当院医療圏の状況を鑑み、初診の手術を希望される良性疾患の患者さん(特に慢性扁桃炎の扁桃摘出)を可能な限り受け入れて参りました。
しかしながら、2024年4月から始まった医師の働き方改革や、急を要する手術症例の増加に伴い、当科では、大学病院?特定機能病院として担うべき高度先進的医療を要する患者さんへの十分な診療体制維持が困難になりつつあります。
この状況に対する対策として、慢性扁桃炎に対する扁桃摘出を代表とする急を要しない手術患者さんに6か月程度手術の待機をせざるを得ない状況となります。
ただし大学病院での診療が必要な患者さんの緊急受け入れについては継続していきます。また、良性腫瘍の手術は、今までと同様にできるだけ早期に対応を行っていきます。皆様には多大なるご不便とご不安をおかけし大変申し訳ございませんが、上記事情についてご理解とご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
当院は特定機能病院の承認医療機関です。受診には診療所?病院からの紹介による受診を原則としております。当院の受診を希望される場合は原則として、他の医療機関(かかりつけ医)からの紹介状が必要となります。
耳鼻咽喉科?頭頸部外科外来では、新規の患者さんや入院件数?手術件数の急激な増加により、ご紹介での初診患者さんならびに予約の再診患者さんの待ち時間が非常に長く、大変ご迷惑をおかけしております。初診の受診ご希望の方は、月、水、金いずれかに受診していただくようにお願いします。火曜日、木曜日には当科初診外来を行っていませんのでご注意ください。また緊急の場合はお電話でお問い合わせをお願いします。
当科では、さらに、大学病院、特定機能病院として担うべき高度先進的医療を要する患者さんへの十分な診療体制維持が困難な状況に至っております。
そのため、2020年(博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@2年)8月1日より、当科では紹介外来制をとることになりました。
上記運用に際しまして事情をご理解の上、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
また、当院を初めて受診する方は「初めて受診する方(初診の方)へ」をご参照ください。
入院治療、手術治療が必要な患者さんを優先的に診療しています。近年の外来患者数の増加に伴い、待ち時間が長くなっておりますのでご理解?ご周知いただきますようよろしくお願いします。専門外来へのご依頼であってもまず初診外来で診察し、後日に専門外来に回る段階的な診察になっていることをご了承ください。緊急以外の初診のご紹介は、月、水、金いずれかに受診していただくようにお願いします。大学病院で行うべき高度医療や急性期医療が終了した患者さんについては、積極的に地域医療機関に逆紹介し保存的治療や経過観察をお願いしておりますのでご協力をお願いします。
また、慢性めまい?平衡障害はめまいセンターでの診察となりますので、めまいセンターへのご紹介をお願いします。睡眠時無呼吸症候群に対する検査(簡易SASモニター検査、ポリソムノグラフィー)、およびCPAP治療は当科では対応しておりません。当科は完全紹介制となっておりますので、①初診、②6か月以上当科受診がない、③6か月以内に当科受診歴があるがその時と異なる症状で受診する、以上のいずれかに該当する患者さんに関しては、必ず紹介状をご持参いただきますようお願いします。