みんなの声

入講9か月目

私は、これまでの経験を活かしながら実践範囲を広げ、より円滑で効果的な医療の提供につなげたいと思い、特定行為研修センターに入講しました。4月に開講した研修も終盤に入り、11月から実習が始まっています。
区分別科目実習は1区分につき1週間の実習期間がもうけられています。特定行為の実施に先立って、身体診察や問診を行うのですが、普段行っていることなのに、なぜか緊張するのも実習ならではです。これから実習予定の動脈穿刺なんて、先に実習した研修生から「シミュレーターとは全然違うよ。緊張するよ。」なんて言われて、今からどきどきです。
私の初実習は、循環動態に係る薬剤投与量の調整でした。患者の状態から薬剤投与量についてアセスメント?判断し、指導医の先生にフィードバックをいただくかたちで進めました。実習で改めて感じたのは、臨床では教科書通りにはいかないことも多く、経験的側面から学ぶことも多いということです。3月の修了試験に合格した暁には、現場での実践となるわけですが、実習で学びが深まった一方で、ここまでの知識で的確な判断ができるのだろうかと、不安が大きくなったのも事実です。私が現時点でイメージできる特定行為実践は、RRT業務における敗血症患者に対する輸液の投与量の調整やカテコラミンの投与量の調整などですが、これも共に活動する先生方のご指導、フィードバックによる経験的側面からの継続学習ありきと考えています。最後に、指導医の先生をはじめ、実習、研修を支えてくださる皆様に心より感謝するとともに、無事に3月には修了式を迎えられるよう最後まで頑張っていきたいと思います。

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