林﨑健一先生
准教授
林﨑 健一
Ken-ichi
Hayashizaki

主な研究テーマ

沿岸生態系、特に熱帯域の藻場の機能と保全に関する研究
沿岸生態系1
沿岸生態系2
沿岸生態系3
美しい生態写真が満載のタイの海藻?海草図鑑美しい生態写真が満載のタイの海藻?海草図鑑(英語)はこちらから
最先端の音響技術を用いた藻場構造の把握
最先端の音響技術を用いた藻場構造の把握
最先端の音響技術を用いた藻場構造の把握2
東北地方のサケの資源変動に関する研究
東北地方のサケの資源変動に関する研究
東北地方のサケの資源変動に関する研究2
東北地方のサケの資源変動に関する研究3
ヒラメの初期生活史に関する研究
ヒラメの初期生活史に関する研究
ヒラメの初期生活史に関する研究2

担当科目

1年次生対象

2年次生対象漁業学(選択)魚食文化が世界に広まり、水産物の需要はうなぎ上りです。しかり、水産資源の3分の1はすでに乱獲状態であり、漁獲枠に余裕があるのはわずか1割です。温暖化も加わりピンチの我が国の漁業。和食の国、日本がこれからも美味しい魚を食べ続けられるようにするにはどうしたら良いのでしょうか。一緒に考えましょう。

海洋生命科学実験Ⅰ(必修:分担)

海洋実習(選択必修:分担)地引網実習を担当します。珍しい魚が獲れるかも。
3年次生対象資源解析学(選択)多くの漁業資源が乱獲の状態にあります。しかし、美味しい魚は食べたいです。どのようにしたら魚を獲りながら増やす=資源回復させることができるでしょうか?そのための基礎的理論を学びます。

技術者倫理(必修:分担)数名の教員が分担して講義を行います。私の担当は「情報科学におけるモラル」です。

環境修復論(選択:分担)数名の教員が分担して講義を行います。私の担当は「水圏の環境修復(生態系サービスと漁業)」です。藻場や干潟の構造と機能を学び、漁業が持つ有機物を陸に回収するという役割について考察します。
4年次生対象
卒業論文(必修)一人一つのテーマを決めて1年間研究を行い、卒業論文を作成します。本研究室では、毎年2月に卒業論文発表を行い、ベストプレゼンテーショ ンを選びます。大学生活で最も楽しく、充実した1年間になるでしょう。

海洋生命科学演習(必修)毎月1回、全員が学習や研究成果を発表する全体セミナーを行います。皆、パワーポイントや発表要旨の準備に追われます。また担当教員ごと の班では毎週1回定期ミーティングがあります。
その他体験実習(選択)「リモートセンシング入門」 衛星画像の原理と処理方法を学び、実際の衛星画像を使って藻場を見つけ出します。

経歴?業績等

主な経歴

  • 東京大学農学部水産学科卒業
  • 東京大学大学院農学系研究科水産学専攻博士課程修了
  • 博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@水産学部助手
  • 博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@水産学部講師
  • UNESCO IOC/WESTPAC Ocean Remote Sensing Project Steering Committee Member

主な業績

著書
  • Coppejans, E., Prathep, A., Lewmanomont, K., Hayashizaki, K., De Clerck, O., Leliaert, F., & Terada, R. (2017). Seaweeds and seagrasses of the southern Andaman Sea coast of Thailand. Kagoshima, Japan: Kagoshima University Museum.
  • Nishida, S.Fortes, M.D., Miyazak,i N. Eds. (2011). Coastal Marine Science in Southeast Asia Synthesis Report of the Core University Program of the Japan Society for the Promotion of Science: Coastal Marine Science (2001-2010). Tokyo, Japan: Terrapub.
  • Ogawa, H., Japar Sidik, B., Muta Harah, Z. Eds. (2011). Seagrasses Resource status and trends in Indonesia, Japan, Malaysia, Thailand and Vietnam. Tokyo, Japan: Seizando-Shoten.

論文
  • Stankovic, M., Hayashizaki K., Tuntiprapas, P., Rattanachot, E., Prathep A. (2021). Two decades of seagrass area change: Organic carbon sources and stock, Marine Pollution Bulletin, 163: DOI: 10.1016/j.marpolbul.2020.111913.
  • Komatsu, T., Hashim, M., Nurdin3, N., Noiraksar, T., Prathep, A., Stankovic M., Son, T.P.H., Thu, P.M., Luong, C.V., Wouthyzen, S., Phauk, S., Muslim, A.M., Yahya, N.N.,Terauchi, G,, Sagawa, T., Hayashizaki, K. (2020). Practical mapping methods of seagrass beds by satellite remote sensing and ground truthing. Coastal marine science, 43: 1-25.
  • Carvalho, C. M., HayashizakiH, K., Ogawa, H. (2009). Short-term measurement of carbon stable isotope discrimination in photosynthesis and respiration by aquatic macrophytes,with marine macroalgal examples. Journal of Phycology, 45: 761 - 770.
  • Carvalho, C. M.,HayashizakiH, K., Ogawa, H. (2009). Carbon stable isotope discrimination: a possible growth index for the kelp Undaria pinnatifida. Marine Ecology Progress Series, 381: 71 - 82.
  • Hayashizaki, K., Hayakawa, Y., Ida, H. (1999)Construction of a database and visualization system of environmental factors in coastal waters and its utilization on the internet. Fisheries Science, 65:663 - 664
  • Hayashizaki, K., Hirohashi, M., IZda, H. (1995). Effect of Egg Size on the Characteristics of Embryos and Alevins od Chum Salmon. Fisheries Science, 61: 177-180.

特許
林崎健一?小松輝久 (2019) 水中目標地点測位システム、水中目標地点測位方法、及び、プログラム. 
公開番号 特開2019-117168 公開日2019年7月18日