薬物治療学Ⅰ

薬物治療学Ⅰ

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臨床現場で活躍できる薬剤師へ

薬学部は6年制に伴い、11週間に及ぶ実務実習が必修となっています。
当研究室では、実務実習生及び研究配属生への指導を通して医療現場で求められる、医療チームで活躍できる薬剤師の育成に力を注いでいます。

研究内容

? がん化学療法施行患者における副作用予防薬の有用性の調査

がん化学療法施行症例を対象に、副作用予防薬の有用性を調査する。
副作用予防薬の副作用発現状況についても調査する。

? 緩和ケアで使用する医薬品の有用性?安全性に関する後方視的調査

症例を前向きにモニタリングし、症例報告としてまとめる。
緩和ケアチームに参加し、緩和薬物療法における薬剤師の役割を体験するとともに研究を行う。

? 腎機能低下患者における医薬品の適正使用に関する調査

腎機能低下患者における医薬品の使用実態を調査する。
また、その解決策についても検討する。

? 抗菌薬の至適投与方法の探索

血中濃度等を用いて、母集団薬物動態解を行う。
得られたパラメータの値を用いて、投与間隔の検証を行う。
感染症専門医の医師との共同研究のため、感染症ラウンドへの参加も可能。

? 簡易懸濁法に関する研究

医薬品の簡易懸濁記号決定に必要な情報、適切な実験方法等を学ぶ。
安全な服薬および経管投与を実施するために必要な情報を実験や解析等から収集する。

? 医薬品の使用実態調査

後ろ向き観察研究(カルテ調査)
ガイドライン等に基づき適正に使用されているか (用法?用量、相互作用、副作用)について評価を行う。

? 医薬品開発に用いられた情報に関する調査

審査報告書?申請資料概要の読み解き、医薬品情報のあり方を学ぶ。