博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@病院は、全国でも有数の規模と体制を備えた、ISO15189および日本輸血細胞治療学会輸血機能評価（I&A；Inspection and Accreditation）認定施設です。年間5万単位を超える血液製剤を供給、管理し、自己血輸血も年間300症例以上実施しております。開院当初より、当院輸血部では、輸血の安全確保と適正運用、輸血血液の適正使用に取り組んでまいりました。2012年1月からアルブミン製剤の一元管理を実施するとともに、2014年よりコンピュータクロスマッチ検査を導入し、適正な運用を続けています。さらに、大量出血時の低フィブリノゲン血症による止血困難例に対して、2021年度より、クリオプレシピテートの作製と管理を、また、2024年度より、自己血由来のフィブリン糊の作製も導入致しました。また、輸血の安全性向上のため、ドナー情報から、製造?品質管理、受血者の副作用情報、有害事象防止に至るまで全過程の血液安全管理体制（ヘモビジランス）を、我が国においても全国的に確立していくことが望まれています。日本輸血?細胞治療学会と連携してヘモビジランスシステムの構築に向けて積極的に取り組んでいます。
　移植医療としては、腎移植におけるリンパ球クロスマッチ検査、HLA-Typing検査、自己末梢血幹細胞移植における幹細胞採取時のCD34陽性細胞検査および採取検体の細胞調製、保管管理などを行っております。
　再生医療に関しては、これまでに末梢血単核球による血管新生療法を診療科と連携して施行しました。今後、間葉系幹細胞やiPS細胞などの臨床展開が期待されるので、それに備えて体制を整えております。
　その他、眼科の保険外診療として行われていた自己血清点眼液（保険外自由診療）の作製、品質管理や、血友病診療地域中核病院の認定をうけて、血友病診療をはじめ、血栓止血分野を中心に診療を担当しています。
　今後も診療各科と連携しつつ、輸血医療のみならず細胞治療のための細胞プロセッシングセンターとして、現場の多様なニーズに柔軟に応えてまいります。