動物を活用して動物介在活動や動物介在療法へ。
動物介在活動や動物介在療法など、動物をヒトの健康?福祉?教育に活用するための研究をおこなっています。例えば、動物介在療法の効果、ウマの歩行運動とトレーニング方法、産業動物および家庭動物のウェルフェアを考慮した飼育管理方法に関して、行動学や生理学の観点から研究しています。また動物による周囲の環境の捉え方を明らかにし、それに配慮した飼育環境の実現するための研究にも取り組んでいます。家庭犬と盲導犬を対象に、生活環境の中に存在する刺激のなかでよく見る物を調べるとともに、多様な動物園動物において動物福祉への配慮の手段である環境エンリッチメントとその背景となる行動生態の解明に取り組んでいます。