生物が持つ分子メカニズムを解明して潜在能力を引き出す。
環境問題や食料問題の解決へ。
生物の活動に欠かせない生体分子は、遺伝子がつくり出すタンパク質や核酸、糖、ホルモンなど、生命の維持に欠かせない有機化合物の総称です。本研究室では、そんな生体分子が、それぞれどのような構造?機能を持ち、どのように作用し合うのかを探っていきます。また、遺伝子の情報が細胞における構造や機能に、どう変換されるのかといったことにも注目します。そうした細胞内のメカニズムを解明するだけではなく、改変することで生物が持っている潜在的な機能を引き出し、環境問題や食糧問題の解決など、幅広い領域に役立てることをめざします。生物の不思議に迫り、基礎研究の観点から地球環境を考える研究室です。