創薬のための微生物資源の開拓と応用
1. 新しい微生物の発見に関する研究
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1-1) 土壌および特殊環境(植物や深海等)からの微生物の分離
当研究室では植物の根や、深海堆積物などのユニークな場所から微生物を分離する研究を行っています。
1-2) 難培養微生物の新しい分離法の開発
既存の方法では分離できなかった未解明の微生物を取得するために、従来とは異なるアプローチで分離法の開発を行っています。
1-3) 新規微生物の分類研究
発見された新しい微生物は、分類学的研究を行うことで新属や新種の報告を行います。
2. 新規化合物探索のための微生物の応用研究
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2-1) ゲノム情報を利用した新規化合物の探索
微生物が作りだす二次代謝産物はいくつもの酵素によって生合成されています。新しい遺伝子クラスターを見つけ出し発現を試み、新規化合物の取得を試みています。
2-2) 新規化合物生産のための発酵培養法の開発
培養法検討や遺伝子改変等を行い、眠っている生合成遺伝子クラスターを目覚めさせ、新規化合物の取得を試みています。
2-3) 遺伝子工学による有用化合物の生合成研究
生合成遺伝子クラスターを同定し、どのように生合成されているかを解明し、応用しています。
微生物機能研究室
自然界に数多く存在する難培養や未利用な微生物資源を分離?培養し、
創薬のための新しい微生物資源として活用することを目的に、
様々な環境試料からの分離や分離法の開発を行っています。
また、分離した微生物の分類研究やそれらのゲノム情報を利用した
新規二次代謝産物の探索にも取り組んでいます。