学部案内
学部長メッセージ
海とともに未来を切り拓く
海洋生命科学部長 天野勝文
海洋生命科学部の前身の水産学部は1972年4月に、栽培漁業を中心に据えた水産学の展開を目指して岩手県気仙郡三陸町に設立されました。水産増殖学科と水産食品学科の2学科体制でスタートしましたが、2000年に水産生物科学科の1学科体制に移行しました。2008年には学部名称を海洋生命科学部に改称し、2022年に創立50周年を迎えました。設立後、しばらくの間は三陸キャンパスにおいて地の利を活かした教育?研究を行い、多くの有為な卒業生を輩出してまいりました。ところが、2011年3月に発生した東日本大震災により、三陸キャンパス周辺は壊滅的な被害を受けました。その結果、教育?研究の拠点を相模原キャンパスに移して現在に至っております。三陸キャンパスは2014年4月に三陸臨海教育研究センターとして再出発し、海洋実習などに利用されています。
海洋生命科学部長 天野勝文
海洋生命科学部の前身の水産学部は1972年4月に、栽培漁業を中心に据えた水産学の展開を目指して岩手県気仙郡三陸町に設立されました。水産増殖学科と水産食品学科の2学科体制でスタートしましたが、2000年に水産生物科学科の1学科体制に移行しました。2008年には学部名称を海洋生命科学部に改称し、2022年に創立50周年を迎えました。設立後、しばらくの間は三陸キャンパスにおいて地の利を活かした教育?研究を行い、多くの有為な卒業生を輩出してまいりました。ところが、2011年3月に発生した東日本大震災により、三陸キャンパス周辺は壊滅的な被害を受けました。その結果、教育?研究の拠点を相模原キャンパスに移して現在に至っております。三陸キャンパスは2014年4月に三陸臨海教育研究センターとして再出発し、海洋実習などに利用されています。
博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@は「いのちを尊び、生命の真理を探究し、実学の精神をもって社会に貢献する」を理念としています。海洋生命科学部は、著しく進歩している生命科学の視点から海洋生物の生命現象に関わる基礎研究を進め、その成果を海洋生物資源の永続的かつ有効な利用に応用することを目指します。
1年次は他学部の学生と一緒に4年間の学びの基礎となる一般教育科目を中心に学びます。2年次は海洋生命科学を学ぶための基礎科目を学び、3年次からは本格的に専門科目の学習が始まります。三陸キャンパスでの実習や水産系他大学の練習船による乗船実習なども選択科目として用意しています。4年次には各自の希望に応じて研究室に配属され、教員とマンツーマンに近い形で、大学生活の集大成としての卒業論文研究を行います。このように基礎から専門に至る体系的な教育を通して、社会?人間に対する多面的視野、鋭敏な国際感覚、課題解決能力とコミュニケーション能力を備え、海洋生物資源の利用にかかわる幅広い分野で活躍できる人材の育成を本学部は目標としています。
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沿革
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1972昭和47年
- 岩手県気仙郡三陸町(現大船渡市三陸町)に水産学部水産増殖学科?水産食品学科を設置
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1976昭和51年
- 大学院水産学研究科修士課程を設置
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1978昭和53年
- 大学院水産学研究科博士後期課程を設置
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2000平成12年
- 水産学部水産増殖学科?水産食品学科を水産生物科学科に改組
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- 大学院水産学研究科水産学専攻を水圏生物科学専攻に改組
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2008平成20年
- 水産学部水産生物科学科を海洋生命科学部海洋生命科学科に改称
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2011平成23年
- 東日本大震災の影響により三陸キャンパスから相模原キャンパスヘ移転
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2012平成24年
- 大学院水産学研究科水圏生物科学専攻を大学院海洋生命科学研究科海洋生命科学専攻に改称
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2014平成26年
- 三陸キャンパスに三陸臨海教育研究センターを設置
海洋生命科学部の前身である水産学部は、生命科学の総合大学として歩みを続ける博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@にあって動植物と環境に関する分野を担う学部として誕生しました。そこには「人の役に立つ実学」を顕現した学祖?北里柴三郎先生の精神がありますが、その理念は北里研究所の開所の辞にも示されています。
独り医学或いは衛生上のみならず他の領域迄進入しまして、恰度仏国のパストール研究所 に倣いまして、農業、水産、工業その他に迄も我が微生物の研究を応用して国家、社会に貢献したい考えであります。
出典:北里柴三郎「北里研究所開所の辞」1915年12月11日記述より
出典:北里柴三郎「北里研究所開所の辞」1915年12月11日記述より