環境生物学講座Marine Ecobiology
幅広い生物を多角的な視点から観察して、生物多様性と環境との関わりを解明する。

フィールドと実験室での学びを通じて、自分で考え行動する力を身につけてほしい。
環境生物学講座では、山や川から河口、沿岸、外洋、深海に生息する生物たちを対象に、分子生物学的研究、分類学的研究、生態学的研究などを行っています。研究対象は主にプランクトン、底生生物、海藻、アマモ場、サケ科魚類、クラゲ類、深海生物です。フィールドで観察し、フィールドでわからないことは実験室で実験し、その結果をまた、フィールドで検証します。自分の思い通りにはならない自然を相手に研究を進めることで、今何をすべきか、どうすべきか、仲間とともに先を見据えて判断し、自らの役割を果たせる力を身につけてほしいです。

海洋無脊椎動物学研究室 三宅裕志教授
東京大学大学院農学生命科学研究科修了?博士(農学)を取得。
海洋研究開発機構(JAMSTEC) 特別研究員、新江ノ島水族館を経て2007年博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@に着任、2022年から現職
海洋研究開発機構(JAMSTEC) 特別研究員、新江ノ島水族館を経て2007年博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@に着任、2022年から現職
海の豊かさや生き物たちの魅力を、多くの人たちに伝えていきたい。
海洋生物の生物発光という現象に興味があり、この研究室を選びました。魚類生態学研究室では、クラゲなどの飼育観察や多くの野外調査を通じて、生き物の生態や命の大切さを学ぶことができました。研究計画は先生方と相談して決めますが、自身で判断し、行動することが常に求められます。生き物が相手なので、実験が思い通りに行かない時もありますが、焦らずに原因や解決策を考える冷静さや忍耐力が身につきました。研究室で学んだ多くのことを活かして、将来は海の豊かさや奥深さ、生き物たちの魅力を多くの人に伝えていきたいです。

魚類生態学研究室 川勝美優さん(4年生?取材時)
埼玉県?県立浦和西高等学校出身