応用生物化学講座Applied Marine Biological Chemistry
海洋生物から人間の生活を豊かにする物質を発見し機能を明らかにしていく。
研究室での学びを通じて課題を発見·解決し自分の言葉で伝えられる力を。
応用生物化学講座では、海洋生物に含まれる化学物質に着目し、機能の解明と利用を目的とした研究を行います。卒業研究では3年次までに得た知識や実験技術を活用し、各学生が独自のテーマで研究を進めます。対象生物や実験手法は異なりますが、直接の指導教員だけでなく、様々な教員と議論を重ねながら課題の解決を目指します。卒業研究を通して、課題の発見能力、問題解決能力に加え、自分の意見を効果的に伝えるコミュニケーション能力など実践的なスキルを養成し、社会のどの分野でも活躍できる人材に成長してほしいと考えています。
生物化学研究室 高田健太郎教授
東京大学大学院農学生命科学研究科修了?博士(農学)を取得。
米国国立がん研究所、理化学研究所、立命館大学薬学部助教、東京大学大学院農学生命科学研究科助教を経て2018年から現職
米国国立がん研究所、理化学研究所、立命館大学薬学部助教、東京大学大学院農学生命科学研究科助教を経て2018年から現職
この研究室で学び、身につけたことを、これから携わる仕事に活かしたい。
海洋生物が作る化学物質を解明し応用することで人々の生活に海洋資源を役立てる。そのような研究に魅力を感じ資源化学研究室を選びました。研究室では真珠を生産するアコヤガイという貝類の研究を通じて、真珠以外の廃棄される部位に含まれ保湿効果が認められる特定の成分を研究しています。自主性を尊重してくださる先生方と日々過ごしていく中で、研究に対する目標や責任感が生まれ、自ら考え行動する力が身につきました。将来は、海洋生物の成分を化粧品の開発につなげ、商品開発に携われるようになりたいと考えています。
資源化学研究室 中間彩花さん(4年生?取材時)
東京都·私立東京高等学校出身