かゆい湿疹が、身体のいろいろなところにできる病気です。
北里研究所病院の特徴は?
アトピーを専門とする皮膚科専門医が、患者さま一人ひとりに対応したきめ細やかな診察?治療を行い、生活上の注意点なども確認しながら、充実した日常生活を送るお手伝いをいたします。
症状が強い方、一から治療に取り組みたい方に対してはアトピー教育入院(1?2週間)も行っています。
かゆい湿疹が身体のいろいろなところにでき、良くなったり悪くなったりを繰り返します。
乳幼児期に発症することが多く、10代のうちに自然に治ることもあります。一方、成人になっても1割程度の方にみられます。
湿疹を繰り返す特徴がありますが、適切に治療をすれば、良い状態を保つことができる病気です。
アレルギー反応を起こしやすい体質(アトピー素因)と、皮膚のバリア機能(防御機能)の低下が主な原因です。
皮膚のバリア機能が低下すると、健康な皮膚では反応しないような外部からの刺激やアレルゲンに対し、皮膚の内側で過剰な反応が起こり、湿疹やかゆみなどの症状があらわれます。
日常生活に支障がない状態を長期間保つことが治療のゴールです。
スキンケアにより皮膚のバリア機能を回復させます。
アトピー性皮膚炎の外用療法は2つの方法があり、患者さまそれぞれの症状に合わせて選びます。
抗炎症作用のある塗り薬(ステロイドまたはタクロリムス軟膏)で湿疹を落ち着かせ、改善後は保湿剤のみ外用し、炎症がまた起きた時に再び抗炎症外用薬を使います。
抗炎症外用薬で湿疹を落ち着かせます。
改善後も、皮疹があった部位に定期的に抗炎症外用薬を塗り、炎症のない状態を保ちます。何度も湿疹を繰り返す方に適した治療法です。
アトピーを専門とする皮膚科専門医が、患者さま一人ひとりに対応したきめ細やかな診察?治療を行い、生活上の注意点なども確認しながら、充実した日常生活を送るお手伝いをいたします。
症状が強い方、一から治療に取り組みたい方に対してはアトピー教育入院(1~2週間)も行っています。
アトピーについての講義を通じて知識を深め、アトピーの治療の柱となる外用療法は、医療スタッフ(医師?看護師)と一緒に確認しながら正しい方法を身につけて頂きます。実際に体験して覚えて頂くことで、退院後、普段の生活に戻ってからも良い状態を保ちやすくなります。