人類がこれまでに分離に成功している微生物種は地球全体の10% にも満たないと言われており、自然界には未だ数多くの未知微生物が棲息していると考えられている。本研究室では、創薬のための新しい微生物資源を得る目的で、特殊環境からの微生物分離や新しい分離方法を開発する。また、分離された微生物の形態や遺伝子を用いた分類を行い、遺伝資源としての可能性を探索している。
創薬のための微生物資源の開拓と応用
新しい微生物の発見に関する研究
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土壌および特殊環境(植物や深海等)からの微生物の分離
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難培養微生物の新しい分離法の開発
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新規微生物の分類研究
新規化合物探索のための微生物の応用研究
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ゲノム情報を利用した新規化合物の探索
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新規化合物生産のための発酵培養法の開発
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遺伝子工学による有用化合物の生合成研究
植物から分離された新属Phytohabitans suffuscus K07-0523T (bar=1?m) と
新種 Streptosporangium oxazolinicum K07-0460T (bar=10?m)の電子顕微鏡写真