研究室紹介

生化学教室

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核小体

当研究室では、核小体の構造と機能、染色体構造制御を介した遺伝子発現制御機構の解明、シグナル伝達経路の解明を目指し研究を行っています。これらの研究から、がん悪性化の分子基盤の解明に貢献します。また、抗感染症薬の開発も進めています 。

研究室NEWS

  • 2025.06.19 薬学科6年生の高梨さんが、生化学会関東支部例会で優秀発表賞を受賞しました。 2025年度の生化学会関東支部例会で薬学科6年生の高梨祐実さんが、優秀発表賞(ポスター賞) 
    を受賞しました。
    演題名は「癌由来ARK5変異によるキナーゼ活性の変化が細胞応答に及ぼす影響」でした。
    https://www.biochem-kanto.jp/reikai2025/
  • 2025.05.07 DEK論文がアクセプトされました。 大学院生橋本さんの論文がFEBS Jにアクセプトされました。
    DEKは核酸結合タンパク質として知られていましたが、DEKがbZIP転写因子やc-MycなどのbHLH-ZIP転写因子のDNA結合ドメインと直接相互作用して、転写因子のDNA結合能を促進することを見つけました。DEKは様々な固形がんで発現亢進がみられること、多くのbZIP型転写因子やbHLH-ZIP型転写因子はがんの悪性化にかかわることから、DEKによる細胞がん化?がん悪性化の仕組みの一端が明らかになりました。
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40318137/
  • 2025.04.02 HP更新しました。 2025年度が始まりました。
    メンバー等、更新しました。
  • 2025.04.02 薬学会で持田さん、橋本さんが口頭発表をしました。 第145回日本薬学会@福岡で博士課程の持田さん、橋本さんが口頭発表をしました。
  • 2025.04.02 HP1BP3の論文がアクセプトされました。 リンカーヒストン様因子HP1BP3の生化学的な性質、細胞内でのクロマチン結合領域の同定に関する論文がEpigenetics and Chromatinに掲載されました。論文になるまでに長い時間がかかりました。。。
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40140990/