集学的がん治療実践コース
理念?目的
本コースは、日常的ながん診療の現場において解決すべきクリニカルクエスチョンを自ら見つけだし、的確な情報収集と分析を行うことで自身の診療にフィードバックする能力を培うとともに、現場で直接役立つ技術や治療法を開発できる人材や、地域の病院で活躍できる放射線治療医、医学物理士、腫瘍内科医、腫瘍外科医等、がん診療に直接関わる人材を養成することを目的としています。
概要
修業年限:4年
学 位:博士(医学)又は博士(医科学)
教育内容の特色
特殊な設備を使った最先端の研究に従事するのではなく、日常的ながん診療の現場で直接役立つ知識や技術の修得を重視し、実際の診療情報からデータを抽出する手法、ソフトウェアによる統計解析の方法、実際の論文執筆の方法など具体的に指導します。また受講者には論文執筆のための資料やソフトウェアなどを貸与し効率的な研究活動が行えるように配慮します。
修了要件と開設科目
本コースでは、34単位以上の修得が修了要件となっています。
1)専門科目 | ||
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イ コース専門科目 |
基礎腫瘍学 |
3科目6単位 |
ロ 指導教授が担当する科目
|
(主科目)
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1科目2単位 |
ハ 主科目以外の授業科目 |
(副科目) 放射線腫瘍学 ※1を含む |
1科目2単位以上 |
2)共通教育科目(その他の分野) | ||
イ 医学研究倫理学 | (原則として1年次に履修) | 1科目2単位 |
ロ 医療人間科学 |
(以下の科目から選択) |
1科目2単位以上 |
ハ 特別講義 | 2単位又は4単位 | |
3)演習?実習 | ||
がんゲノム医療演習?実習 放射線治療演習?実習 |
1科目6単位 | |
4)特別研究 ※2 |
1科目12単位 |
※1:医学物理士養成コース(修士課程)の授業科目
※2:各専攻分野の授業科目