医療系研究科在学生が2024年度照明学会全国大会で第3回ヤングウェーブセッション優秀賞を受賞しました。

本学博士課程3年の飯塚達也さん(指導教員:石川均 教授)が、2024年度(第57回)照明学会全国大会(2024911日~2024912日:鳥取大学鳥取キャンパス)にて研究発表を行い、第3回ヤングウェーブセッション優秀賞を受賞しました。

飯塚さんは、『不快グレアの低減と視機能を向上させる遮光レンズの開発』について発表を行いました。

この研究は、異なる輝度条件の視機能や年齢層において、色知覚を損なうことなく視覚の質を向上させ、ヘッドライトの不快グレアの低減に最適な運転用規格の眼鏡レンズ開発に取り組んだものです。

結果として、420 nm以下と約460 nmの青色光を遮光し、約585 nmの黄色光の遮光した3波長カット(three wavelength-cut: TWC)レンズが、運転時の時間にとらわれずに常用でき、サングラスのように夜間の視機能が低下する恐れも低く、ヘッドライトの不快グレア低減に役立つことが示唆されました。

一般社団法人 照明学会HP

2024年度(第57回)照明学会全国大会HP