低侵襲手術とは、からだに負担(侵襲)の少ない患者さんに優しい手術のことです。
その中心になるのが鏡視下手術(腹腔鏡?胸腔鏡下手術やロボット支援下手術)です。
図A. 開腹手術はおなかに手を入れるため大きな傷が必要。
図B. 鏡視下手術はポートから細い鉗子を入れるので小さい傷で負担が少ない。
低侵襲手術は、開腹?開胸手術に比べ
?傷が小さく痛みが少ない
?術後の回復が早く入院期間が短い
?術中の出血や術後の癒着が少ない
など、患者さんにとって多くのメリットがある手術です。
鏡視下手術では、炭酸ガスでおなかを膨らませ、0.5~1cmのポートから細い鉗子や内視鏡カメラを入れ、拡大された映像を見ながら手術をします。