カリキュラム
外科医になり最初の1~2年程度で、消化器外科?乳腺甲状腺外科?小児外科をローテートします。ローテート期間には到達目標を置いており、外科専門医の取得に必要なプログラムの約8割が研修できるプログラムになっています。その後、ハイボリュームセンターで約2年間の研修をします。この期間に緊急手術から消化器、呼吸器の一般的な手術にくわえ、内視鏡や超音波などの検査にいたるまで幅広い経験が出来るようにしています。そして再度大学病院に戻り専門的な外科の研修を行い、外科の専門医を取得します。この間には高度な外科手術、膵頭十二指腸切除術、腹腔鏡下手術(胆嚢摘出術、S状結腸切除術など)、甲状腺摘出術などを経験します。これらの後に、大学院を希望する人は大学院に進学して研究者として一人前になるべく修練を積んでもらいます。また更なる臨床経験を積みたいという人は、ハイボリュームセンターにて専門性を高めていってもらいます。
