囲碁将棋部は、2014年から活動を始めました。部員は１年生から６年生まで約40名おり、そのほとんどが他の運動部との兼部です。囲碁の高校全国大会優勝者や医療衛生学部など他学部の部員もおり、年齢も様々で最年長は40歳を超えることから、その顔ぶれの豊富さが特徴の一つです。
私たちは、普段の活動や夏休みの東日本医学生将棋大会への参加に加え、小児病棟での将棋教室や大学病院のけやき広場をお借りしての交流会を開催しています。2014年のけやき広場での交流会では、職員の方々や入院患者さんに加えて群馬大学や埼玉医科大学などの学生の参加がありました。また、将棋の勝又清和プロをお招きしての将棋教室を開催しました。入院患者さんがプロと嬉しそうに将棋を指す姿を拝見し、さらに奥様から「主人は将棋がとても好きなのでこの催しを喜んでいます。手術前の気晴らしになっていると思います」という言葉を頂いたのが印象に残り、私たちの活動の励みにもなっています。
このような活動を行えるのも、病院の先生方をはじめ看護師や職員の方々、医学部学生課をはじめとする職員の方々など多くの皆様にお力添えを頂いた結果です。この場をお借りして御礼申し上げます。