東洋医学研究会では、週に１回の活動を通して、漢方薬や生薬を中心に研究を行っています。研究会というと、がっつり勉強というイメージを持たれるかもしれませんが、まったりと楽しく活動しています。普段の活動では上級学年が中心となって講義を行い、その後に漢方薬の試飲をしています。そのほかに前期と後期に１回ずつ相模原キャンパスにある薬用植物園の見学を通して生薬について学んだり、年１回の白金キャンパスの東洋医学総合研究所見学会で実際に漢方薬を煎じて、漢方薬を身近に感じたりしています。今年からは他大学との交流も積極的に行っています。また、漢方外来の先生方にもお越しいただき、学生だけでは学ぶことができない内容、すなわち診療方法などについて学んでいます。医師の８割以上が診療に漢方薬を使用するなど、東洋医学は近年注目を集めています。深い内容について学ぶことは難しいかもしれませんが、活動を通して、東洋医学の魅力について知ることができたらと思っています。